ハワイ諸島を旅行する楽しみのひとつは、ハワイならではの小さな魅力の数々を発見することですよね。もちろん、一年中素晴らしい気候に恵まれていることや、ハワイの文化が世界的に見てもユニークであることは言うまでもありません。がしかし、ハワイには、我々日本人からすると奇妙な習慣や暗黙の了解、驚きの事実もたくさんあり、それはハワイで生活する住民にとって普通のことなのです。この記事では、ハワイ諸島の面白い事実や、マウイ島のユニークな特徴など、皆さんがきっと知らないような興味深い事実をいくつか紹介していきます。

 

  1.  サーフィンはハワイで生まれました。実は、何百年も前に誕生していたスポーツなのです。また、現在世界中で大人気となっているスタンドアップパドルボード(SUP)も、ハワイで誕生したことを示す証拠がたくさんあります。数十年前にワイキキビーチの少年たちによって考案されていたのですが、近年になってマウイ島のビッグウェーブサーファーの間で復活し、その後世界中に広まっていったそうです。
  2. ハワイではココナッツを送ることができます。ただ、ココナッツ”だけ”とも言えるかもしれません。包装もされていなくて、箱にも入っていません。巨大なココナッツに直接住所が書かれているのです。これは、ハワイの面白い習慣のひとつでしょう。ココナッツに直接デコレーションを施してもいいし、絵を描いてもいいし、アート作品にしてもいいし、メッセージを書いて送ってもいいんです。ただし、乾燥した古いココナッツでないと、配送する前に農産物検査を求められる場合があります。
  3. マウイ島のハレアカラ山は、世界最大級の休火山です。最高峰の標高は10,023フィート、山頂のクレーターの内部は約7.5×2.5マイルですが、山の大部分は海面下にあります。海底から測ると、ハレアカラ山の標高は30,000フィート以上にもなるそうです。マウイ島の75%を占めたこの巨大な休火山は、現在では活動を停止していますが、決して死滅はしていません。ハレアカラ山の最も直近で起こった噴火は、1700年代後半であったと推定されています。
  4. ハワイでは、レイバー・デー(労働者の日)の後でも、みんな気にせず白いパンツを履くそうです。アメリカ本国では、レイバー・デーの後は白い服を着てはいけないと決められていますが、ハワイではそんなことは忘れてください。白いパンツ、白い鞄、白い靴、白い帽子など、何でも許されます。ハワイは一年中気温が高いので、夏でも冬でも同じ服を着ますし、季節に合わせた服装などはありません。
  5. マウイ島・ワイカプでは、アメリカ人の有名建築家フランク・ロイド・ライトの設計を見ることができます。それは、74,000平方フィートにおよぶ会員制クラブハウス「ザ・キング・カメハメハ・ゴルフクラブ」で、西マウイ山脈(セントラルマウイ)を背に海抜750フィートの場所に建っています。1949年に個人邸宅(規模は小さいもの)として設計され、当初はマリリン・モンローの自宅として計画されていました。マウイ島に誕生した経緯についてはここでは説明しません。プライベートゴルフクラブですが、観光客は壮大なクラブハウスに入った途端、息を呑むような絶景を堪能することができます。このプライベートゴルフコースでラウンドしたい方は、期間限定チケット「Guest-For-A-Day」を購入するといいでしょう。